注意:香港にPHSを持って行ってはならない

日本で使っているY!mobileのPHSや病院の内線電話機などで利用しているPHS端末(PHS電話機)を持って香港へ渡航してしまい発見されると禁制品として最大5万香港ドル(日本円換算:約72万円)という高額な罰金や収監の可能性があるので注意が必要となります。

香港ではphsの普及が失敗したことからPHS機器のライセンス免除撤廃となり輸入・販売が禁止となっております(2013年5月10日から2016年5月9日までは猶予期間、2016年5月10日以降は完全禁止となる)。

また、香港のテレコミュニケーション条例(第106章)の規定で下記のように規定されています。

  1. PHS機器違法輸入:最大罰金2万5000香港ドル(約36万円)及び禁錮12ヶ月
  2. PHS機器違法販売:最大罰金5万香港ドル(約72万円)及び禁錮2年
  3. 猶予期間終了後のPHS機器違法所持または使用:最大罰金5万香港ドル及び禁錮2年

2016年5月10日からは猶予期間終了後の扱いとなるので厳重な注意が必要です。

http://www.ofca.gov.hk/en/media_focus/press_releases/index_id_1208.html

Y!mobileのPHSをご利用の場合で香港に行く必要がある人はY!mobileに行って相談したほうが良いでしょう。

また、どうしても機種を変えられないなど特別な理由がある場合には、asteriskなどのip pbxを使ってスマホなどで着信できるようにしなければなりません。